作曲について。

難解な構造の楽曲は、複雑であっても、それでいて誰が聴いても即座に快感へと直結しなければだめですね。

理屈で作って、感覚で伝わるように仕上げる。いわゆる初見殺しですね。

それが出来りゃ、苦労はないですが。

 

2017年も終わりになって、4日くらいかけて、色々試行錯誤して、一曲の曲を作曲しました。ビートを足し、ベースを足し、オチを派手にしたり。

当初有った打楽器系や派手なオチは無くしましたが、複雑な構造というか、ポリリズムにはなっている。(んだろうか?)

しかし電子音楽を作るなら、やはり難解な楽曲を作る事を目指すというよりは、有機的であるとか、そういう事を目指した方がいいですね。

現段階で、納得できるものが作れているかと言うと、それは出来てない。悔しいですね。

良いアナログシンセは有機的ですね。だから生楽器のようだと言われる。ピッチが安定しない事もそうですが、楽器と言うもの自体が色々な事を気付かせてくれるのかなぁと感じます。

 

昔一緒に遊んでた連中が今何をやっているか判らないけど、とりあえず、自分はゼロ年代に多くの電子音楽家がフォークトロニカっていうジャンルで出した結論に、20年越しでやっと追いつきました。

結局、自分の中でやりたかった事って、これなんだなあ、と。フォークトロニカと言うジャンルは、90年代後期に突如として現れてから、ほとんど完成していて、もうアップデートのしようがない。

何もかもやり尽くされてるし、今の時代にわざわざやる事はもう無いっぽいですね。

20年も前の音楽とは言え、一人のアーティストが生涯を掛けて追い求めて出した結論ですからね。それで今でも十分聴けるし。それは凄いっちゃ、凄い。

自分も作曲したての頃は色々言われて、自分を曲げてまで凄い事をやろうと頑張りましたが、ダメでしたね。成功する人って変わり者が多いし、自分をどれだけ信じられるかなのかなぁ、と。自分が昔作った物は確かに稚拙でしたが、それでも筋が通っていた。

売り物にできるかどうかとは完全に別の話でしたけどね。

 

美的感覚って結局、敵対か和解かだと思います。世の中、知らない方が良いこともあるし、知らなければ幸せに生きていける事の方が多い。

何が美しいと感じるかは人それぞれですが、痛めつけられ続けた人間の美的感覚というものは確かにある。自分の昔の友人もそうだったし、

坂本龍一の「out of noise」も、あれは戦争のサウンドトラックですね。

自分は最近、体の自由が以前より利かなくなって来て、それでいろんな事に気付いて感じたんですが、敵対するものを痛めつけられていると知れずに、離れられずに側に居るという事は、自分で言ってしまうのは酷いんですが、それは奴隷と一緒ですね。

80年代、90年代前半の熱狂の後に、90年代後半と00年代が来た。10年代の次は何が来るんですかね。もっと凄い連中がどんどん出て来ると面白いんですが。

 

最近のいろいろ

最近思った事を。

小金があったので、KORGのVolca Kickっていう、ドラムシンセでも買おうかと思ってたんですが、(ダンスミュージックで低音のドンッって音が出るやつ。)

ですがね、近所のツタヤでニンテンドー2DSを衝動買いしました。結果、ヤメときゃ良かったかなと。いや、面白いんですよ。流石は任天堂。30才のオッサンでも遊べますね。でも、もう30才。もうオッサンですから、ゲームとかやってる場合なのかなぁ...?とジワジワ思いますね。

 

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地味に質感がいい。

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昔の同級生とか、当然結婚とかしてる奴も居るだろうし、子供が小学校入るとかいうやつも居ると思うんですよ。そう言う連中の子供がやってるゲームですよ、これ。そう思うと更にジワジワ来ますね。

いや、一緒にゲームやってくれる、ゲームに理解があるお父さんとか、小学生の頃の友達のお父さんがそうで、かなり羨ましかった思い出があるっちゃあるんですが。

 

Volca Kickの話に戻りますが、日本のアマゾンでは押し出し(要するに迫力)が弱いとか、微妙に渋い評価ですが、アメリカのアマゾンでは絶賛ですね。やっぱ海の向こうは発想が柔軟なのかな、と。というより多様性かな。そういう奴の声がデカイだけとも言えるかも知れませんが。日本人は良いものを見つけても、黙ってますもんね。独占する。

アマゾンの海外のレビューが表示される機能が最近加わったみたいなんですが、こういう商品の紹介に表示するには良いですね。

KORGは開発チーフの高橋さんが退社されて、これからまた製品の開発が変わってくると思うんですが、自分は高橋さんの忘れ形見、これからちょいちょい買い揃えて行こうかなと思ってます。

DAWを使った音楽の製作はしませんが、楽器を弄って遊ぼうかなーと。

 

あと最近、本物川さん(大澤めぐみ氏)近辺の、WEB発の小説家さんの作品がどんどん書籍化されてるみたいで。

なんか凄いですね。ツイッターの海の深い部分で「ズァッ」みたいな事を言ってた連中が、紙の本を出しちゃうんですからね。悔しいですが、おめでとうございます。

俺はどんな事があっても等しく賛辞の言葉を送らさせていただきますよ。では。